【書評】魔法のコンパス 道なき道の歩き方/西野亮廣
こんにちは、新米パパのaqukです。
堀江氏と西野氏の共著の「バカとつき合うな」を読んで、西野氏にも興味が出たので過去の書籍を購入し読んでみました。
とりあえず今回は西野氏の1作目「魔法のコンパス」をご紹介したいと思います。
1.読んでほしい人
・なんとなく西野氏が嫌いな方
・はねるのトびらを見ていた方
西野氏の言動をニュースで聞いて炎上芸人だと思っていましたが、本書を読むことで西野氏の像が変わりました。凄く考えて芸人をやっている方なんだなということがわかります。なので、西野氏を炎上芸人だと思ってる方はぜひ西野氏の本を1冊読んでみることをおすすめします。
2.概要
漫才師、絵本作家、イベンター、校長、村長、ついには上場企業の顧問にも就任!肩書きを自由に飛び越える芸人界の異端児が書く“レールからハミ出す人のためのビジネス書”。「自分だけの仕事の作り方・広げ方」、「本当のお金の話」「常識の覆し方」「エンタメの仕掛け方」まで必読!
(Amazonより)
3. 目次
1章 向かい風はボーナスチャンス!
2章 お金の話をしよう
3章 革命の起こし方
4章 未来の話をしよう
全体で上の4章に分かれておりそこから、全部で43個のトピックに分かれております。
4.感想
西野氏の見方が変わりました!
冒頭でも書きましたが、読む前はかっこつけの炎上芸人だと思っていました。西野氏の活動で絵本を書いているのは知っていました。しかし、それ以外にもイベントを手掛けたりもしていてそれが面白いと思いました。
渋谷のハロウィンのゴミ拾い
五輪エンブレムの話
個展
おとぎ町
独演会
など、興味があることをやるという意味で堀江氏に通じるものがあります。
堀江氏との違いはやはり芸人だということ。
白バイのオッサンには、白バイを降りていただき、代わりにママチャリ(お母さん専用自転車)にのってもらおうではないか。(P.23)
上の引用はどうしたら、箱根駅伝を面白くするためにスピード感を画面から伝える方法として西野氏が提案してることです。
おそらく、半分本気で半分冗談だと思いますが、芸人らしい面白いアイディアだと思います。私は、箱根駅伝を見ませんが、この提案を取り入れたらとりあえず、面白半分で見ます。
「西野のイベントを邪魔してやろうぜ」と、我々本隊が集合する2時間前に渋谷の街に集まり、「西野の邪魔をしてやれー!うりゃー!」と、ゴミを拾ったのである。(P.68)
当時まとめサイトでみていて知っていましたが、西野氏側からみると余裕があってほのぼのして、とてもいい企画だったと思います。
勉強こそ、最大限「楽しい化」してあげる必要がある。そのほうが勉強効率がよいから。(P.153)
西野氏は本書でドラゴンボールのストーリーやミスチルの歌詞は覚えられるといっています。確かにその通りだと思うし、楽しく勉強するのがいいといろいろな本で書いてありますが、具体的に例示してくれるとわかりやすいです。
学校の先生はスマホ禁止なんかしている暇があったら、スマホと共存できるスキルを身につけといたほうがいいんじゃないかな。(P.209)
これ衝撃ですけど大賛成。西野氏っていうより堀江氏が話しそうなことですけど。
今の世の中スマホがない生活なんて考えられないわけですし、スマホを活用して学習に活かす方法を考えた方が、効率上がると思います。ただし、ルールはしっかり決めないといけませんが・・・
テレビ番組はCMスポンサーさんにお金を出してもらって、ようやく流せている。(P.274)
このことに気づいたのは10年くらい前の大学生だった時だと思います。まとめサイトかなにかで「トゥナイト2のCM問題」を見て知りました。
番組が主じゃなくてCMがメインだったなんて!!
当時はすごく衝撃を受けましたw
だってあれだけ短い時間のために、ドラマやバラエティを考えているんですよ!!改めてCMを出している企業の凄さがわかりますね。
5.最後に
正直、この本を読んで西野氏の印象が変わりました。私の好きな堀江氏と同じような考え方をされる方なんだなと思います。
西野氏に偏見がある方はぜひこちらの本を手に取ってみてください!