H30一級建築士設計製図
本日は一級建築士の設計製図試験でした。
再現図を書く気力はないので、要点とエスキスをまとめておきます。
今週中には再現図も書きたいと思います。書き終わり次第ユープラに投稿します。
サプライズとして、
・課題文がA2
(左半分がいつもの課題文、右半分が敷地図と地盤略断面図、防火設備の凡例)
・敷地条件が今までの単一敷地じゃない
といったところでしょうか。
課題用紙配布の段階で「あれっ何で課題用紙A2」って思ってましたw
エスキス
2h6mくらいかかりました。
北側にサブアプローチをとりたかったけど取れず断念。
コマプランを作成してるときに建蔽率オーバーに気づいて、何とかコマプランをまとめる。
定番通りプールは2階としました。
キッズ用プレイルームのボルダリングに引っ張られて高天井にしています。
今考えてみると管理用エレベーターを削って北側にアプローチを設ければよかったと後悔
要点
補足図がたくさんあり、面倒でした。それでも、1h6mくらい。
支持地盤に経済性について書いてあったので、いつもはべた基礎のところ、
悩みに悩んで書いたことのない、独立基礎を採用。本来本番で試すことはやってはいけないんですが、やってしまいました・・・
これが吉とでるか凶とでるか
要点は忘れるのいやなので、備忘録的に下記に列記しました。
(1)(補足図あり)
南面に大開口を設けるとともに、トップライトを設けることで自然採光を積極的に取り込む計画とした。
また南面以外はガラスを設けず、ガラスから逃げる熱を防止した。さらに、Low-E複層ガラスを使用する計画とした。
(2)(補足図あり)
・3層吹抜けの上部にトップライトを設けると共に、西側大開口とし、垂直ルーバーを設けることで自然採光を取り入れつつ、採光を制御する計画とした。
・2、3階の吹抜け部分は壁と開口部とすることで無駄な空調エネルギーがかからない計画とした。
(3)(補足図あり)
管理・共用部門を1階北側に設け、健康増進部門を1階南側と2、3階にまとめて設けるとともに、健康増進部門の入り口で履き替えを行うことでわかりやすく、明確なゾーニング計画とした。利用者の動線を西側、従業員等の動線を北側と東側とすることで、動線交錯をおこさないようにした。
(4)(補足図あり)
建物の西側を主出入口とすることで、各施設からアクセスしやすいように計画した。また、カフェとコンセプトルームを西側に設けることで、にぎわいを演出する計画とした。
(5)
鉄筋コンクリート(プレストレストコンクリート)
構造形式は、耐久性、耐火性、遮音性に考慮し鉄筋コンクリート造とした。架構形式は、靭性能力に優れ、平面形状に自由度の高いラーメン架構とした。スパン割りはX方向7、8m、Y方向7mとし柱1本が負担する荷重面積が過大とならないようにした。
大梁:500×1200
小梁:300×700
柱:800×800
(6)
下階への影響を考慮し、2重床とすることで振動・騒音に配慮した。隣室に配慮するために、壁仕上げをRC壁と遮音材を使用することで、隣室への騒音防止対策とした。
(7)
GL-1.5m(埋め戻し部はGL-1.8m)以深はN値=30の砂礫層となり、良質な地盤であるため直接基礎とし、経済性に配慮し独立基礎とした。支持地盤は地下水位がGL-2.2mであることからGL-2.1とし根入れを300~500とる計画とした。
(8)
地域住民の多世代交流をコンセプトとし、スポーツ体験ルームとした。室の半分を講義用とし、もう半分を室内運動室とし、外部にも運動スペースを計画した。
講義用とし、ホワイトボードを設けた。室内運動室は運動ができる床仕上げとした。
(9)
竪穴区画となるEV・階段・吹抜けは特定防火設備による区画形成を行った。温水プール室は3階を特定防火設備、2階を防火設備にて区画形成を行った。
作図のミス(覚えている範囲)
・吹抜け部分にTL表記忘れ
・煙突記入漏れ
・キッズ用プレイルームと多目的スポーツ室防火扉漏れ
・延べ面積計算ミス
・北側延焼のおそれのある部分忘れ
とりあえず今思い出せるのはこの程度。
Twitterみてて、南側の歩行者専用道路の道路高さ制限!!
やばっ「ランク3」だと、ブルーになっていましたが、
水面緩和が適用されるから大丈夫そうですね。
水面緩和とは 道路斜線制限 | 用途地域や斜線制限についてイラストで分かりやすく簡単に説明!
とりあえず、本日受験された方は本当にお疲れさまでした。
合格発表まで2カ月近くありますが、今まで試験勉強でやれなかったことを、
存分にやりましょう!!
私も安心して妻の出産に備えられます!!